睡眠時無呼吸症候群に対してできる対策について

JapanCPAP(ジャパンCPAP)の児玉です。

当サイトのコラムでは当然「睡眠時無呼吸症候群」についてのお話をさせていただくことが多いのですが、今回は「睡眠時無呼吸症候群」に対しての対策についてをお話さえていただきます!

大前提としてCPAPの効果は高いです

このお話をする前に大前提として「閉塞性睡眠時無呼吸症候群」に対して「CPAP」は効果が出る上に副作用が少ないです。

そのため、今回お話しする内容で改善がなければぜひ一度お近くのクリニック等で「検査」をし、CPAP治療が必要かどうかを確認してみてください。

CPAP治療以外の対策について

ここからは具体的なCPAP以外の対策方法をご紹介いたします。もちろん誰にでも当てはまるわけではありませんので、ご自分に合った方法で、医師に相談の上実施してみてください。

規則的で、正しい生活・適度な運動

睡眠時無呼吸症候群の大きな理由の一つとして「肥満」が挙げられます。今でこそ「肥満でなくても無呼吸は起きる」と認知されてきてはいますが、ここは切って離せない関係です。

適正体重を維持するために「ウォーキング」などの適度な運動を心がけましょう。また、暴飲暴食やバランスの悪い食事は肥満につながってしまうため、栄養バランスの偏りのない食事を適正に摂取することで体重維持できると思われます。

特に30代以降の男性はどうしても脂肪がつきやすくなり、首周りの筋力が衰えてしまいます。

深酒や飲酒後の入眠は控えましょう

アルコールを摂取すると筋肉は緩んでしまい、気道をふさいでしまう可能性が非常に高くなってしまいます。そのため、無呼吸がある方は飲酒後の就寝は避けましょう。

これは飲酒後に就寝するといびきが大きくなってしまう原因と同じです。

無呼吸と禁煙の関係性

喫煙することで気道等に炎症がおきてしまうことで悪影響を及ぼします。

データでは喫煙者は非喫煙者に比べ「睡眠時無呼吸症候群のリスクは高い」です。さらには禁煙することによって症状が改善された方向もあります。

禁煙することで体重が増加してしまうリスクも伴うのでここはどちらも気をつけなければいけませんね。

睡眠薬の服用を控える

睡眠導入剤を使用することで気道の拡張筋が緩んでしまい、気道の閉塞が発生してしまう可能性が上がります。

実際に私の経験上でもCPAP使用者の方に睡眠導入剤を使用している方はいらっしゃいました。睡眠導入剤により起きてしまう無呼吸をCPAPで・・・といった考え方もあるのかもしれません。

横向きで寝る

仰向けで寝ることで重力による閉塞が発生するため、横向きで睡眠することで無呼吸の発生を抑えることができます。

これは昔からいびきの対策として提唱されているものですね、実際に横向きだけで寝るとなると難しいので現実的には難しいのですが、寝返りをあまり打たない人などはいいかもしれません。

無呼吸用マウスピースを使う

口腔外科等で作成できる「無呼吸症候群用マウスピース」を使用することで症状の緩和が期待できます。下あごを少し前に出すような形になります。

このマウスピースの使用が私自身はどうしても会わなかった経験があります。長期使用は顎関節症の副作用があるようなので、状況によって使い分けることが大切かと思われます。

ナステントを使う

鼻にチューブを差し込むナステントは物理的な閉塞を改善するため、効果が期待できます。

鼻からのどの裏までチューブを通すためどうしても抵抗がある方はいると思います、また、医師の指示書のもとでの購入が必要なうえ、CPAPよりもコストがかかることから移動時に使われる対策として重宝します。

CPAPがは副作用も少ないです

今回は様々な対策をご紹介させていただきましたが、やはり閉塞性睡眠時無呼吸症候群にはCPAPが副作用も少なく、効果も出やすいです。というよりナステントやCPAPはふさがる気道を広げるので効果はわかりやすく出ます。

睡眠時無呼吸症候群の検査後、どのような治療をするか、選択肢は様々です。CPAPを使うにしてもレンタル・購入と選ぶことができますので、ぜひCPAP治療時はJapanCPAPをご検討ください!