JapanCPAP.comの児玉です。今回もきになるニュースがあったのでこのブログで取り上げさせていただきます!
気になる、というより「かなり直接的な内容」になるのでみた瞬間これだ!と思ってしまいました笑
それでは、今回のCPAPニュースを見てみましょう!
無呼吸で他の人には分かってもらえない症状
睡眠時無呼吸症候群で家族から「いびきがうるさい」「息が止まっている」と言われた経験のある方も多いと思います。
無呼吸は自覚症状が少ないため、自分ではなかなか気がつけないことが多いです。「なんだかずっと疲れてる…」「抗えない眠気に襲われる」といった症状がある方はまず検査をしましょう。
そんな状況で生活していると周りから「やる気がないだけだ」「夜遊びしているんじゃないか」と勘違いされてしまうことがあります。起きられない、常に眠気い、会議中に我慢できず寝てしまう、酸欠で朝の痙攣があるなどの症状は睡眠時無呼吸症候群の症状です。
自分の無呼吸の状況を知ることが大切
自分が「睡眠時無呼吸症候群」であると把握していないと、常に深く眠れない状態が続き、不調の原因となります。自覚症状が少ないため自分ですら周囲も「衰え」や「疲労」「気力の問題」だと勘違いしてしまいます。
夜更かしをしている訳ではなくても「仕事中に寝落ち」してしまうような症状がある方は、やる気はあるのに会議で眠気に襲われてしまい、社内の評価に関わってしまいます。
睡眠時無呼吸による眠気は『やる気』では乗り越えられるものではないことをほとんどのことが知らないのです。それを証明することもできないためただ謝るしかなく、心が疲弊してしまうことがあります。
実際に今回のニュースでもそういった症状と経験を(Aさん)がお話ししていました。私も無呼吸なのでそういった経験は少なからずありました。
眠ってしまうよりは・・・と考えトイレへ離席し目が覚めるように体操などをした経験があります笑
金縛り、こむら返りなどは危険信号かも
無呼吸症候群が進行してくると、それまで経験のなかった「金縛り」が起きたり「こむら返り」が頻発することがあります。もちろんこの症状があるからといって「確実に無呼吸だ!」とはならないのですが、注意するポイントとなります。
検査は安心を得るきっかけにもなる
ニュースにある(Aさん)は検査したことで症状が発覚した際「これでなんとかなるかも」と安心したといいます。私の経験上「検査をするのがいやだ」「無呼吸と認定されるのがいやだ」と検査を拒む人は多いのですが、結果的にはすべて体のため、安心できる材料ともなります。
治療が始まるもAさんはうまくいかなかった
その後AさんはCPAP治療が始まりましたが、治療の結果はあまりいいものではなかったようです。
Aさんの場合「睡眠時無呼吸症候群の大きな原因すべてが当てはまっていました。「扁桃腺肥大」「肥満」「狭い気道」扁桃腺肥大に対しては扁桃腺切除手術、肥満に対してはダイエット。ここは対応できるのですが、「気道が狭い」この部分は簡単に改善されることはないため、CPAP機器を使い続ける状態になりました。
私の場合は扁桃腺肥大が大きな理由なのですが、なかなか仕事に穴も開けられる切除手術に踏み切れないでいます…。しかし今年は必ず!と思っているのでこれはまたレビューしますね!
国内では「購入の道がない!」
ここでうちならCPAPを購入できるのに・・・!となったのですが、やっぱり基本はそうですよね。CPAPが購入できるなんて思ってもみなかったという人が多いのが実状です。
CPAPは日本では基本的にレンタルが大前提で、他の方法は「個人輸入」となります。
CPAPは選択することはできず、自動的に医師から器械を決められることがほとんどです。
どのCPAPでも、機器にSDカード等が入っていて使用履歴が記録されます。現在では遠隔で病院にデータが飛ぶこともあります。
レンタルの場合毎月通院する必要があり、その際にレンタル費用等を支払う必要があります。Aさんは健康保険を使い、毎月約5000円ほどかかっているようです。この金額はよくある金額で「月5000円ほど」という認識で間違いありません。
月の負担は「お金」と「時間」
「CPAPを使い眠気は解消され嬉くはあるものの、毎月5000円…結構痛いんですよ。」とAさんは話します。実際に月5000円あればあれができる、あれが買える…と考えてしまいますよね。
「さらに毎月通院も必要」しかも通院先の病院は「土日に開いていない」という問題もあり、仕事を半休にするので時間的にも影響が出る。
担当医師は仕事柄通院が厳しく、治療を断念する人もいる。とお話ししていたそうです。
輸入を検討するAさん
海外からCPAP機器を輸入し使用することを検討しているAさんは 「一生CPAPと付き合うなら、たとえ高くても海外で購入した方が経済的に助かる…」と考えているようです。
毎月の通院はに対して「レンタルの費用徴収のため」にしか感じていないようで、通院すること自体が不満ではなく、「毎月いかなければならない」という現実が「時間的」「金銭的」にも負担が大きいとAさんは話します。
レンタル・海外出張での問題点
CPAP機器は医療機器になので、飛行機で使う場合手荷物確認に時間がかかることがあります。国内海外問わず出張が多い方は、搭乗の際にどうしても時間が取られることがあります。
「もう1台の機器を買って、向こうに置いておければ・・・」と考える方は少なくありません。
購入は医療費負担軽減にもなる
当然、安全なCPAP治療のため、定期に検診を受けることは非常に大切なポイントとなります。しかしながら、きちんと医師の指導を受けた上であれば、個人向け販売と所有を解禁すれば医療費負担軽減に繋がるはずです。
確かにもう少しハードルが下がると手が出しやすくなりますね!
今回の記事は、こうまとめられています。
高齢化社会に向け医療費が膨らんでいる日本の現状で、こういった分野での自由化が進むことが医療保険費用の抑制に繋がっていくのではないだろうか。
私の個人的な意見ではありますが、私もいつかそういった時代が来る可能性は高いと思っています。現在40万人の方がCPAPをレンタルしていると言われています。
しかし、潜在患者は400~500万人とも言われ、この全ての人がCPAPをレンタルした場合医療保険がどうなるかは想像できますよね…。やはりわれわれJapanCPAP.comがやれることはただ一つ、皆様に購入という新しい道をご紹介するために今後も努力してまいります!
今後ともJapanCPAP.comをどうぞよろしくお願いいたします!