2021年4月12日にネットニュースに睡眠時無呼吸症候群についての記載がありました。
今回のニュースは「睡眠時無呼吸症候群」に大きなつながりがあるわけではありませんが、CPAP使用者の方は確実に知っておいたほうがいい内容でした。
「不整脈」「脳梗塞」「心不全」のリスク
このタイトルを見た瞬間「睡眠時無呼吸症候群やCPAPのことに関してかな?」と思って開いたのですが、中を見てみると血圧についての非常に興味深い内容でしたのでご紹介させていただきます!
自分で血圧をチェックすることは大切です!
ニュースは冒頭から血圧のお話からでした。
心臓の鼓動を普段意識することはあまりありませんが、だれでも「胸がどきどきする」と感じたことはあると思います。
しかしその内容で受診したとしても「異常なし」の診断になることがほとんどだと思われます。
「脈が不規則」になる不整脈は「脳梗塞」「心不全」などのリスクがあります。専門医は「普段から自分の脈拍を気にすることはとても大切だ」とお話しています。
ストレス・加齢による症状もある
心臓は筋肉に微量の電気が流れ、それにより筋肉が収縮し全身に血液を送ります。「ポンプ」をイメージするとわかりやすいです。
この微量の電気信号に異常が起きた場合に脈拍が乱れ、不整脈となります。
早くなる「頻脈」遅くなる「徐脈」
不整脈には二種類あり、どちらも同じ不整脈としてカウントされます。
血液を送るタイミングがずれたり、反対に血液を送ることがあります。
ストレスが原因にも
不整脈の中には「自律神経」が大きく関係するものがあります。大きなストレス・寝不足・肥満・飲酒、さらに喫煙など、生活習慣が原因で起きる不整脈が存在します。
さらに睡眠時無呼吸症候群などの要因も考えられます。
ここで睡眠時無呼吸症候群の話が出てきましたね!「心不全」「脳卒中」「不整脈」どれも大きなリスクの一つなので、ここは関わってきて当然だといえます。
この記事のなかではCPAPはほとんど出てきませんが「血圧を毎日つけることで」自分は睡眠時無呼吸症候群なのかも?と疑問を持てたり、検査のきっかけになることも多くあると思います。
血圧と無呼吸の関係は確実にあるので、最後まで見てみましょう。
やはり加齢が多い
加齢が原因、というのはやはり多いようで、杏林大学の医学部循環器内科・副島京子教授が説明していました。
心筋梗塞、炎症は筋肉の変性を起こしてしまい電気の流れを悪くしてしまうようです。
電気の流れが悪くなると電気興奮が旋回し、不整脈を起こすとも仰っていました。私にはそこまでの知識はありませんが、明確にこうお話していてもらえると分かりやすいですね!
胸部の違和感に注意
ここからは心房細動の話が含まれます。
無呼吸は心臓に大きな負担をかけますのでここからも非常に興味深いお話でした。
「60代になると心房細動のリスクは50代に比べて約6倍」だそうです、この数字だけ見ただけでとっても怖くなりますね・・・
しかしながら年齢を問わず不整脈は起きます。常に注意することが重要ですね。
当然症状は人により違い「動悸」「息切れ」「胸の痛み」「胸部の不快感」と様々です。胸の痛みは「狭心症化も?」と考えてしまいますが不整脈にも共通する症状です。
心臓が悪いわけではない
不整脈という病気は、必ずしも心臓の機能が悪いというわけではありません。
しかしながら、脳梗塞・心不全を警戒しなくてはなりません。心房細動により脈が速くなり、血液が遅れなくなり肺に水がたまる、という悪循環で辛煮大きな影響が起きます。
自分の体に興味を持ちましょう!
今回の記事の「血圧」「脈拍」を気にすることは非常に大切です。
血圧も脈拍も「睡眠時無呼吸症候群」の関連性が考えられます。
なんだか最近おかしい・・・そんな悩みをお持ちの方は今一度ご自分の体に興味を持ち、検査をしてみてください!